大会長挨拶
第14回九州放射線医療技術学術大会 大会長
西小野 昭人
熊本赤十字病院
第14回九州放射線医療技術学術大会は平成31年11月9日(土)~10日(日)の両日にわたり、熊本県熊本市「熊本城ホール」にて開催いたします。
本大会はメインテーマを「ReBORN ~未来への創造と伝承~」とさせて頂きました。
今日まで診療放射技術学は諸先輩方の努力の結果すばらしい発展を遂げてまいりました。しかしながら、単に検査技術を追及することだけではなく、現在の目まぐるしく変化する医療情勢に対応するため診療放射線技師のおかれている背景を踏まえ、今後の教育および技術の進歩とこれからの診療放射線技師像について、今までの歴史の流れを今後も安定して継続していけるよう考えていきたいという思いから今テーマといたしました。
シンポジウムでは「これからの診療放射線技師がやるべきこと」として、①事業継続計画 ②被ばく管理 ③機器管理 ④読影の補助に関して皆様とともに討論を深めていきたいと考えています。また一般演題においても多数の皆様の演題登録をお待ちいたしています。
さらに、情報交換会をホテルメルパルクで開催いたします。熊本の中心街に近くアクセスもいい場所になります。会場では気さくに楽しく情報交換をしていただけると幸いです。
熊本地震で被災した熊本城も学会開催日の11月10日(日)は特別公開が予定されています。ぜひこの機会に復興の様子をご覧になられていただくと幸いです。
最後になりましたが、新しく建設される熊本城ホールでの開催ということで未知数の不安もありますが、それを上回る期待で成功に向けて準備していきたいと思います。皆様方の多数のご参加を実行委員一同心よりお待ちいたしております。本大会の開催にあたり、ご支援ご協力の程よろしくお願いいたします。