大会長挨拶

第４回九州放射線医療技術学術大会の開催にあたり

第４回九州放射線医療技術学術大会

（第55回九州放射線技師学術大会／第58回（社）日本放射線技術学会九州部会学術大会）

大会長　平良　淳勇

　第４回九州放射線医療技術学術大会は「放射線技術の質と安全～いかに技術の質と安全を確保するか～」を大会テ－マに、平成２１年１１月２１日（土曜日）・２２日（日曜日）・２日間の日程で沖縄コンベンションセンタ－を会場に開催致します。

　本学術大会は、昨年の第３回九州放射線医療技術学術大会（宮崎県　宮崎市民プラザ）で盛会・成功であった学術大会が、今後さらに発展の足がかりになるよう考えての学術大会でもあり、沖縄の実行委員会では、誠意、早めの準備を進めて参りました。九州各県のご協力により、おかげさまで演題数も１４９題に達しました。九州各県の皆様のご協力に感謝致します。

　学術大会では之までに放射線医療技術に関する大会テ－マ・シンポジウムとして、｢技術の原点｣、｢技師教育｣、｢技術の最前線｣が引き継がれてきております。本学術大会は第１回福岡大会、第２回大分大会、第３回宮崎大会に引き続きの第４回沖縄大会になり、また、南国沖縄で初めての技師会・技術学会合同学術大会の開催でもあります。

シンポジウムでは「基調講演：医療技術における放射線画像情報の現状と患者安全について」、「医用画像情報部門（PACS・RIS）の質と安全」、「放射線技師教育（医療の質と安全）」、「質の担保と安全～画像電子化の条件～」のテ－マで４名の皆様で講演、議論をして頂きます。

　特別講演は社団法人日本放射線技師会　北村　善明　会長に「新しい時代の診療放射線技師の役割」と題してご講演を頂く予定です。

　このほか、ＣＴ検討会、放射線治療研究会、ＭＲ研究会の検討会やＪＡＲＴ４学会（日本放射線公衆安全学会、日本放射線カウンセリング学会、日本医用画像管理学会、日本放射線技師教育学会）の共同セッション開催、ランチョンセミナ－、医療・画像表示機器展示もあわせて行います。

　学術大会のもう一つの楽しみである情報交換会は「沖縄イチャリバチョ－デ－、出会い、ふれあいの夕べ」として九州各県からおこしの皆様のご宿泊所に近い、那覇市内中心部「ホテルロイヤルオリオン」での開催を予定しております。学術大会での疲れを癒して頂き、貴重な意見交換の場としてご活用いただければ幸いです。情報交換会につきましては学術大会ホ－ムペ－ジ参加登録で１１月１３日昼12:00まで受け付けておりますので、多くの皆様が事前登録して頂きますようにお願い申し上げます。

　九州各県の皆様をお迎えする沖縄は、温暖な気候に恵まれ、一年中さんさんと太陽が輝き、トロピカルの花が咲き誇り、緑が映え、空と海が青々と澄みわたり、コバルトブル－・ヘメラルドグリ－ンの海、明るく開放感あふれるリゾ－トパラダイスであります。また、本大会後の１１月２３日（月曜日）は祝日でもあります。１１月の沖縄は例年で気温がまだ暖かく、海も青く、海のレジャ－や沖縄観光もかねて多くの皆様のご参加とご出席をお待ちしております。

　最後になりますが、九州各県の皆様には、第４回九州放射線医療技術学術大会in沖縄大会を成功に導いていただきたく、一人でも多くの皆様方にご参加とご参集くださいますよう、実行委員一同を代表してお願い申し上げ、開催のご挨拶とさせていただきます。